インドは知られているかどうか定かではないが、実はマンゴーの生産量で世界一を誇っている。約1,883万2千トンを生産し、全世界のマンゴー生産の約40%を占めているという。
インドのマンゴー栽培は、4000年前から始まっていると言われ、その歴史の深さがわかる。マンゴーのイメージとしては南国が一番に思いつくかもしれないが、実はインドである。
そして、生産量も世界一だし、安いし、なんと言っても味が美味しい。インドでの幸せの一つである。
シーズン突入してきたので、紹介しよう。 この時期に旅行へ来る方にもおすすめである。
インド マンゴーの旬 最も美味しいベストシーズン 4月−6月
インド全土で、マンゴーの旬は4月から6月にと言われいる、地域によっては3月下旬から7月中旬まで楽しめる。この後に記載するが、品種によって時期は変動する。この期間、インドのスーパーはもちろん、ストリートで売っている果物屋にもマンゴーで溢れかえる。 値段もどんどん安くなり、一般人でも手の届きやすい果物の一つだ。
日本ではマンゴー=高級な・特別な果物の部類かもしれないが、インドにいるととても身近な果物である。
マンゴーの深い歴史とインドの文化
インドのマンゴー栽培は、約4000年前から始まったと言われる。古代インドの文献や絵画には、マンゴーが神聖な果実として描かれており、王族や貴族の間で高く評価されていたことが記されている。美味しいしな。この長い歴史を通じて、マンゴーはインド社会に深く根ざし、多くの宗教的、文化的行事で重要な役割を果たしていたよう。ただ現在はとても気軽に食されている。
インドの北部に位置するウッタラカンドー州では大きな通りの横に普通にマンゴーの木があったことを覚えている。インドの友達に言われない限り、気づかないくらいの距離感でマンゴーができていた。
種類豊富なインド マンゴー
インドには1000種類以上のマンゴーが存在している。その中でも、特に人気なのが「アルフォンソ」、通称マンゴーの王様である。他のマンゴーと比較しても一回り小ぶりで色が濃く、非常に甘くジューシーである。その他にも、「トタパリ」や「サフェダ」など、独特の形状や味わいを楽しめる種類が豊富にある。 基本的にすべて美味しい。
美味しいマンゴーの選び方
では、新鮮で美味しいマンゴーを選ぶためには、以下のポイントを記載する。ただ一般的な情報であるので、これで美味しくなくてもクレームは受け付けない。 ただ、ほぼハズレはなく、美味しい。直感で美味しそうでも十分いいかと個人的には思っている。 インド人に言わせてみれば、品種によっても選び方はあるらしい。
- 色鮮やかで艷のある果皮。
- 手触りがしっとりとしてふっくらしていること。
- 収穫したての新鮮な証拠として、皮に白い粉が付着していること。 これらの点を踏まえて選べば、美味しいマンゴーが見つかるでしょう。
マンゴーの栄養と健康効果
マンゴーは美味しいだけでなく、βカロテンが豊富で抗酸化作用があり、肌の健康維持やがん予防に効果的と言われている。さらに、葉酸や食物繊維も多く含まれており、貧血予防や腸の健康にも役立ちます。 夏にはぴったりの果物である。もちろん大好きなので、駐在員の家族にはおすすめ。というか、知っているか。
インドでのマンゴーの楽しみ方
インドでは、生で食べる以外にも様々な方法でマンゴーを楽しんでいる。例えば、マンゴージュース、マンゴーラッシーなどはもちろん、ピクルスのようにして唐辛子と塩に漬け込んだり、カレーの具として加えたり、ソースとしてすり潰して食べたりする。これらもまた美味しい。これらはスーパーで年中売られているので、ぜひ試してもらいたい。個人的には好きで、お土産の候補になるくらいだが、これが全員に受け入れられるわけではないので、好きだったらぜひ。
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