ワンピース最終章へ ニカとインドの猿神ハヌマーン

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日本で生活の後に海外へ移住、駐在をしてしまうと、日本の動画サービスの制限の他に個人的に困っていることがある。それは日本の文化の一つでもある漫画がタイムリーに読めないということだ。 もちろん週刊ジャンプは読めないし、インドでは日本語の漫画も流通していない。そこでいつも利用しているのが、楽天Amazon Kindleである。ただこれもコミック発売の1ヶ月後に配信といい、週刊勢からすると半年弱くらい遅れて内容をすることができる。


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特に私の好きな少年ジャンプ漫画のワンピース、呪術廻戦(あと5話で終了という残念なニュースも飛び込みつつ)、ハンターハンターの中で最近、ワンピースの中にインドの神様を模したと考える太陽神ニカが登場した。

ニカが登場

人気漫画『ONE PIECE』の最終章が進む中、特に注目されているのは、主人公ルフィの「ゴムゴムの実」の真の正体が「ヒトヒトの実 幻獣種モデル『ニカ』」であると明かされたことだ。インドで世間とは遅れながら、驚きを隠せない中、作品の初期から「ニカ」に関連する伏線が巧妙に仕組まれていた可能性が指摘されている。また、「ニカ」のモデルがインド神話の猿神「ハヌマーン」であることも示されており、これにより物語に深みが加わっています。この記事では、『ONE PIECE』に散りばめられた「ニカ」の伏線とインド神話との関連性について詳しく解説。

1. ルフィの「ニカ」とは?

1-1. 「ニカ」の正体と初期の伏線

『ONE PIECE』の最終章で、主人公ルフィが食べた「ゴムゴムの実」の真の姿が「ヒトヒトの実 幻獣種モデル『ニカ』」であることが明かされました。この展開はファンにとって驚きであり、物語の核心に迫る重要な要素となっています。しかし、この「ニカ」に関する伏線は、作品の初期から既に存在していた可能性が高いです。

例えば、ルフィが幼少期に悪魔の実を食べた後でも笑顔で魚をねだるシーンや、第1話のサブタイトル「ROMANCE DAWN(冒険の夜明け)」が、「太陽の神ニカ」を示唆しているのではないかという考察がある。このように、初期から「ニカ」の設定が巧妙に隠されていたと考えると、物語全体の構成がさらに深く感じられる。深読みすぎか、物語が自身で求めていたのか。。。

下記はインドでも有名な観光地、リシケシにあるハヌマーン像。インドのみんなも写真を取ったり、観光名所の一つ。

1-2. インド神話とのつながり

2022年8月1日号の『週刊少年ジャンプ』に付属された『Road To Laugh Tale』Vol.4では、「ニカ」のモデルがインド神話の猿神ハヌマーンであることが示されています。これにより、「ニカ」の設定がインド神話に基づいている可能性が浮上し、物語にさらに神秘的な要素が加わった。


2. ハヌマーンとは?インド神話の猿神の紹介

2-1. ハヌマーンの背景と伝説

ハヌマーンは、インド神話に登場する猿神であり、ヒンドゥー教において非常に重要な存在です。彼は力強く、知恵に満ち、忠誠心の象徴とされ、ラーマーヤナという古代インドの叙事詩でラーマ王子を助ける英雄的なキャラクターとして描かれています。ハヌマーンは、驚異的な力と勇気で知られ、特に「太陽を果実と間違えて食べようとした」伝説が有名である。

毎週火曜日にハヌマーンを敬うために断食をする習慣がある、インドでは特にヒンドゥー教徒の間で広く行われています。火曜日はヒンドゥー教の神であるハヌマーンに捧げられた日とされており、この日にはハヌマーンへの信仰を示すために断食をする人が多い。

伝統と文化: インドでは、ハヌマーンに関連する火曜日の断食は伝統的な文化的慣習としても根付いており、信仰心が強い地域ではこの習慣が特に強調されます。断食をすることで、ハヌマーンへの信仰を深め、精神的な浄化を図るとされている。

ハヌマーンの力強さと勇気: ハヌマーンは力強さや勇気の象徴とされ、逆境に立ち向かうためのエネルギーや精神的な強さを与えてくれる神と信じられている。火曜日に断食をすることで、ハヌマーンの祝福を受け、人生の困難を乗り越える力を得ようとする。

星座と惑星の影響: ヒンドゥー教の占星術では、火曜日は火星(マルス、ヒンドゥー教ではマンガル)と関連付けられており、この惑星が火曜日に強い影響を与えるとされています。火星は力と戦争の神であり、ハヌマーンも戦士として知られているため、火曜日は特にハヌマーンを敬うのにふさわしい日と考えられている。

このエピソードは、彼が太陽を誤って果実と認識し、その強大な力でそれを口に運ぼうとしたというもので、太陽神スーリヤにその行為を止められるまで止まることはありませんでした。この神話的な逸話は、ハヌマーンがいかに無邪気でありながら、並外れた力を持っていることを示している。

2-2. ハヌマーンとルフィの共通点

ハヌマーンの伝説とルフィのキャラクターにはいくつかの共通点がある。特に、ハヌマーンが太陽を果実と間違えたエピソードは、ルフィの無邪気さと並外れた能力を彷彿とさせている。ルフィもまた、強大な力を持ちながら、その純粋な心と楽観的な性格で多くの困難を乗り越えてきている。

このように、「ニカ」の設定には、インド神話の猿神ハヌマーンの影響が色濃く反映されている可能性があり、これが『ONE PIECE』の物語に深みを与えている。そして、何より猿神と”モンキー”Dルフィで一致している。


3. 伏線の発見と「ニカ」の今後

3-1. 初期のエピソードに隠された伏線

『ONE PIECE』の物語には、多くの伏線が巧妙に隠されている。特に、ルフィが食べた悪魔の実が「ニカ」であるという展開は、初期のエピソードにも関連があるとされている。例えば、ルフィが第1話で見せた笑顔や冒険への強い意志は、太陽の神「ニカ」の性質を反映しているかもしれません。

3-2. 今後の展開に期待されること

物語が進むにつれ、さらに多くの「ニカ」に関する伏線や新事実が明かされることが期待されている。特に、ハヌマーンとの関連性がどのように物語に影響を与えるのか、ファンの間で注目されています。これからの展開によって、『ONE PIECE』の世界観がさらに広がることは間違いないだろう。


まとめ

『ONE PIECE』の最終章で明かされた「ニカ」の真実は、物語の初期から巧妙に仕組まれた伏線に基づいている可能性がある。尾田先生凄すぎます。また、インド神話の猿神ハヌマーンが「ニカ」のモデルとして影響を与えている可能性が高く、この神話的要素が物語にさらなる深みを加えています。今後の展開で、さらに多くの伏線や新たな事実が明かされることが期待され、物語がどのように完結に向かうのか、目が離せない状況である。

まさか、ワンピースにインドの神様の一つが大きく関わるとは思っていなかった。引き続き最終章を日本の読者とはだいぶ遅れながら楽しんでいきたい。

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