2026年大会が閉幕、視線はもう「次」へ
2026年7月19日、アメリカ・ニュージャージーで行われたFIFAワールドカップ決勝は、延長戦の末にスペインがアルゼンチンを1-0で下し、2010年南アフリカ大会以来となる2度目の優勝を果たした。決勝点を決めたのは途中出場のフェラン・トーレス。史上初めて48か国が参加し、アメリカ・カナダ・メキシコの3か国で共催された今大会は、幕を閉じたばかりだが、サッカーファンの関心はすでに「次のワールドカップはどこで開催されるのか」に移っている。
なお日本代表は6月29日、決勝トーナメント1回戦でブラジルと対戦し1-2で逆転負け。8大会連続出場となった今大会も、ベスト16の壁を越えることはできなかった。悔しい結果に終わった今だからこそ、次回大会がどこで、どのような形式で行われるのかを早めに押さえておきたい。
次回2030年ワールドカップの開催国はどこ?
結論から言うと、次回2030年大会はモロッコ・ポルトガル・スペインの3か国による共催が決定している。この3か国で合計17都市・20の会場が使用される予定で、内訳は次の通りだ。
- スペイン:マドリード、バルセロナ、セビリア、ビルバオ、サンセバスティアン、サラゴサ、ラスパルマス、バレンシア、ビーゴの9都市
- モロッコ:カサブランカ、ラバト、マラケシュ、アガディール、フェズ、タンジェの6都市
- ポルトガル:リスボン、ポルトの2都市
なぜ3大陸6か国での開催になるのか
実は2030年大会には、モロッコ・ポルトガル・スペインに加えてもう3か国が登場する。1930年に第1回大会がウルグアイで開催されてからちょうど100年の節目にあたることを記念し、開幕戦を含む一部の試合がウルグアイ(モンテビデオ)、アルゼンチン(ブエノスアイレス)、パラグアイ(アスンシオン)でも行われることになっているのだ。
その結果、2030年大会はヨーロッパ・アフリカ・南米という3つの大陸、合計6か国にまたがって開催される、史上初めての「100周年記念大会」となる。開催時期は2030年6月13日から7月12日ごろが見込まれている(正式日程は今後FIFAから発表される)。
その次、2034年はサウジアラビア単独開催
2030年のさらに次、2034年大会についてもすでに開催国が確定している。2024年12月のFIFA臨時総会でサウジアラビアの単独開催が正式決定しており、48か国が参加する大会を1か国だけで開催するのは史上初めてとなる。
会場はリヤド(8会場)、ジェッダ(4会場)、ホバル、アブハ、NEOMの5都市に計15スタジアムが建設・改修される計画で、開幕戦・決勝が行われる予定のキングサルマン国際スタジアムはリヤド郊外に建設中、収容人数9万2000人超という世界最大級の規模になる見込みだ。開催時期(夏か冬か)については、2026年7月時点ではまだ正式発表されていない。
日本代表にとっての意味は
2026年大会でブラジルの壁に阻まれた日本代表にとって、2030年大会はアジア予選を勝ち抜いて出場権を掴むところから始まる。開催国が決まったことで、今後はアジア各国の強化状況や新戦力の台頭など、予選に向けた話題が徐々に増えていくはずだ。次回大会がどの大陸をまたいで開催されるかを知っておくことは、移動距離やコンディション調整といった観点からもチーム編成を占ううえで参考になるだろう。
まとめ
2026年大会はスペインの優勝で幕を閉じたが、サッカーファンの関心はすでに次のステージへ移っている。次回2030年大会はモロッコ・ポルトガル・スペインを中心に、100周年記念としてウルグアイ・アルゼンチン・パラグアイも加わる史上初の3大陸6か国開催。そしてその次の2034年はサウジアラビアでの単独開催が決定済みだ。今後もFIFAからの正式発表や日本代表の予選情報など、続報が入り次第お伝えしていきたい。


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