2026年5月31日、国民的グループ「嵐」が東京ドームでのラストライブツアーの千秋楽をもって、26年半にわたる活動に幕を下ろした。解散ではなく「活動終了」という位置づけだが、5人がグループとして活動する姿はもう見られない。そのメンバーの一人、大野智さんは今、何をしているのか。7月に始まった新しい取り組みを中心に、公表されている情報をもとに整理する。
26年半、嵐というグループでの歩み
嵐は1999年のデビューから、国民的グループとして音楽・バラエティ・俳優業と幅広く活躍してきた。大野智さんはそのリーダーとして、グループを牽引する立場にありながらも、絵画や陶芸といった芸術活動への強いこだわりでも知られる存在だった。2020年末から活動を休止していた嵐は、2026年春にラストツアー「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」を開催するために再始動。そのツアーの東京ドーム公演をもって、事実上の解散にあたる「活動終了」という形に至った。同日、大野さんは所属していたSTARTO ENTERTAINMENTも退所している。
2015年の”裏切り者”騒動とその後
大野さんを語るうえで欠かせないのが、2015年9月19日の出来事だ。宮城県で行われた東日本大震災復興支援コンサート「ARASHI BLAST in Miyagi」の開演前、大野さんが謝罪会見を行うという前代未聞の事態が起きた。当時、大野さんは自身の交際疑惑について取材に応じ、交際自体は否定したものの、軽率な行動があったとしてファンに謝罪。この一件は「嵐が活動している間はメンバーは結婚しない」という不文律を破りかねないものとして受け止められ、一部ファンからは「裏切り者」という厳しい声も上がった。この出来事が、後の嵐の活動継続に影を落とし、今回の活動終了の遠因になったとする見方も一部メディアでは報じられている。もっとも、その後もメンバー間の関係が大きく崩れることはなく、2020年末の活動休止を経て2026年のラストツアーでの再始動につながっている。
2026年5月31日、嵐としての活動終了
ラストツアーの東京ドーム公演をもって、大野さんを含む嵐メンバー5人はグループとしての活動に終止符を打った。ただし、これは「引退」を意味するものではない。実際、一部メディアでは活動終了後も大野さんが芸能活動自体は継続する意向であることが報じられており、ファンの間でも「引退せず活動継続」という報道に安堵の声が広がっていた。グループとしての節目を経て、大野さんが個人としてどのような形で活動していくのかが注目されるタイミングとなった。
個人サロン「さと島」の開設
嵐としての活動終了から約1カ月半後の2026年7月15日、大野さんは公式インスタグラムとX(旧Twitter)を開設し、個人サロン「さと島(さとじま)」をスタートさせた。「さと島」は大野さん自身の日常や趣味を日記のような形で発信していく有料の会員制サービスで、「島民プラン」と「プレミアム島民プラン」という2つの会費プランが用意されている。プレミアム島民プランではチケットの最速先行や専用アプリ、限定ライブ配信・限定動画の視聴、コメント機能など、大野さんとのコミュニケーション要素がより充実した内容になっているという。今後はイベント開催も予定されており、ファンとの新しい形の交流の場として展開していく方針のようだ。
絵画・陶芸への情熱と”職人気質”
大野さんは、嵐のメンバーとしてだけでなく、絵画や陶芸といった芸術活動への強いこだわりでも知られてきた。テレビ番組の企画で自ら制作した作品が高く評価されることもあり、寡黙ながらも一つのことにとことん向き合う”職人気質”な一面は、ファンの間でも長く愛されてきた魅力の一つだ。個人サロン「さと島」でも、こうした趣味や日常の一コマが日記形式で発信されていくとみられており、これまでテレビの中でしか見られなかった大野さんの素顔に、より近い距離で触れられる場になる可能性がある。
今後の活動への注目ポイント
嵐という国民的グループでの26年半を経て、大野さんは「個人サロン」という新しい形でファンとの関係を築き直そうとしている。テレビの前で見る国民的スターとしての姿ではなく、日常や趣味を発信する「人間・大野智」としての側面がどのように受け止められていくのか。絵画や陶芸への情熱で知られる大野さんだけに、サロンを通じてこれまで見えてこなかった一面が明かされていく可能性もありそうだ。
まとめ
2026年5月31日に嵐としての活動を終えた大野智さんは、同日STARTO ENTERTAINMENTを退所し、7月15日には個人サロン「さと島」を開設して新たな一歩を踏み出した。2015年の”裏切り者”騒動という過去を経ながらも、26年半にわたってグループを支えてきた大野さんが、今後個人としてどのような発信をしていくのか。「さと島」の今後の展開に、多くのファンが注目していくことになりそうだ。


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