インドの国旗の意味を改めて考えて解説してみる

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インド国旗解説 インドからの雑記
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プロフィールの通りインドにはだいぶ長くお世話になってきている。特に大きな思入れがあった国ではなく、単に大きな国でカレーが有名でみたいな一般的なイメージがありつつ、仕事に就いた。 このブログを始めて改めてインドについて考えてたらカレー以外にもインドの国旗について考えだしていた。 日本の国旗はシンプルで意味もわかっていると思うので、敢えて記載はしないが、意外にインドの国旗は知っている人も多いと思うが意味を知っている人は少ないかもしれない。

インドに来た際に幾つかの行事を通して気付くことはインドは行事毎には街中にインドの国旗を掲げていることをよく目にする。特に独立記念日や共和党日は特にだ。 車やリキシャ、バイクにもよく付けているのを見る。もちろん、普段でもインドの国旗のデザインやカラーを模したものは街中で見られる。あとで考察してみよう。

インド 国旗

インドの国旗について

さて、本題だが下記がインドの国旗である。日本と違い色鮮やかで、個人的には好きな配色だ。そして色の意味、デザインの意味を明記したい。ただ、この情報はインド人から聞いた情報であり、そいつが間違っていたら間違っている情報となる。 おそらくそのまま、記載しているということはチェックはずである。

インド国旗、通称「ティランガ」(三色旗)は、その鮮やかな色と中央に配された特徴的なチャクラ(法輪)である。この旗は、1947年のインド独立時に正式に採用され、独立運動の象徴としての深い意味を持つデザイン。

インド国旗

旗の色とその象徴性

サフラン(オレンジ)
国旗の上部に位置するサフラン色は、勇気と犠牲の精神を象徴しています。この色は、インドの精神的な豊かさと力強さを表現しており、ヒンドゥー教徒にとっての聖なる色。


旗の中央にある白色は、平和と真実を表しています。この白い帯は、純粋さと中立性を象徴し、異なる宗教や背景を持つインドの人々が共存する和解の色。


下部の緑色は、繁栄と豊かな農業を象徴しています。インドの経済的基盤の一つである農業への敬意と、自然への深いつながりを示している。同時にヒンドゥー教をも示している。

アショカ・チャクラの意味

国旗の中央に配されたアショカ・チャクラは、インド古代の王アショカが建てたサーナートのライオン柱の頂にある車輪をモデル。青いチャクラには24のスポークがあり、これは運動と進歩の継続性を象徴しているとされています。また、24のスポークは一日の時間を表し、不断の努力と自由への進行を意味する。

歴史的背景と採用

インドの国旗は、独立運動の中で形成された重要なシンボルです。1947年にインドがイギリスから独立を達成した際、この新しい国旗が国民統合の象徴として採用されました。初代首相ジャワハルラール・ネルー氏は、この旗を新生インドの自由と進歩のシンボルと位置づけ、全世界に向けて平和と和解のメッセージを発信。

インド国旗は、単なる国の象徴以上の意味を持ち、多様な文化、宗教、言語を統一する力、意味を持っている。この旗は、インドが直面する内外の課題に対して、結束と持続的な進歩の道を示しているようだ。そして、現在、進歩は加速しているのがわかる。

最後に

改めて思い返すと、国を象徴する国旗。たくさんの意味があって当たり前であるが、調べたり、生活し、現地の人から聞かないとわからないことがたくさんある。ブログを始めた意義が早速出てきたような気がする。

と、同時になぜインド人は国旗を街中に飾ったりするのか、愛国心?であると思うがなぜ、日本と違いも考えていきたい。今後ブログのネタにできそうである。

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