カラマ・ハリス副大統領・次期アメリカ大統領候補のプロフィールと日本への影響を考察

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トランプ氏に続き、今回はカマラ・D・ハリスは、アメリカ初の女性副大統領であり、多様性の象徴として注目されています。本記事では、彼女の生い立ちから現在に至るまでの経歴、政策の特徴、そして今後の展望、日本への影響について詳しく解説します。

生い立ち

彼女の母はインドからの移民である。

カマラ・D・ハリス (英語表記: Kamala Harris)は1964年にカリフォルニア州オークランドに生まれました。現在59歳 インド系のがん研究者である母親とジャマイカ出身の経済学者である父親の間に生まれた彼女は、幼少期から多文化的な環境で育ちました。両親はハリスが7歳の時に離婚し、その後は母親に育てられることになります。ハリスは、母親のシャマラ・ゴパランから多くの影響を受け、「あなたは多くのことを成し遂げる初めての人になるかもしれないが、決して最後の人にはならない」という言葉を座右の銘として掲げています。

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E! News より

教育

彼女はハワード大学で政治学と経済学を専攻し、その後カリフォルニア大学ヘイスティングス法科大学院を卒業しました。この教育背景が、彼女の後のキャリアにおいて重要な役割を果たしました。

検察官としてのキャリア

ハリスは1990年にアラメダ郡地方検事事務所に入所し、性暴力の訴追を専門にしながらキャリアをスタートしました。その後、サンフランシスコ市郡地方検事として2003年に選出され、初犯の薬物犯罪者に対する更生プログラムを設立しました。このプログラムは国の法執行の革新的モデルとして評価され、彼女の名声を高めました。

2010年にはカリフォルニア州の司法長官に選出され、国内最大の州司法省を指揮しました。在任中、カリフォルニア州初の児童司法局を設立し、刑事司法制度の透明性と説明責任を強化するための数々の改革を実施しました。また、住宅差し押さえ問題や学生への損害賠償の勝訴など、多くの成果を上げました。

政治家としてのキャリア

2017年に上院議員に就任したハリスは、移民や難民の権利を擁護し、超党派での法律制定に取り組みました。特に、非合法移民の若者の保護や国内選挙の保護に関する法律を支持し、国民の安全を守るための法案作成にも関与しました。

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副大統領としての役割

2020年8月、ハリスはジョー・バイデンから副大統領候補として指名され、歴史的な瞬間を迎えました。彼女は初の女性、副大統領に選ばれた初の黒人であり、初の南アジア系米国人でもあります。ハリスは「カマラ・ハリスは国民のために」という信念を持ち続け、国民の権利を擁護するための活動を続けています。

そして今回の大統領選挙では民主党の大統領候補して選出、現在、共和党のトランプと競っている。

政策とビジョン

人工妊娠中絶問題

ハリスは人工妊娠中絶の権利擁護に力を入れており、2022年に連邦最高裁が「ロー対ウェイド裁判」を覆した際、全米各地で権利擁護を訴えてきました。彼女は女性の選択を尊重する姿勢を明確にしています。

移民問題

移民政策においてもハリスはバイデン政権の下での責任を担い、包括的な移民改革に取り組んでいます。しかし、彼女は非難を受けることもあり、特に不法移民の増加に対する対策が不十分であるとの批判があります。

対中政策

ハリスの対中政策はまだ具体的に公表されていないものの、バイデンの政策を引き継ぐと考えられています。彼女の副大統領候補に指名されたティム・ウォルツは中国との関係が深い人物であり、今後の対中政策における変化が期待されています。

大統領になった場合のカマラハリスの日本への影響

カマラ・D・ハリスが大統領に就任した場合、日本に対する影響は多岐にわたると考えられる。彼女の外交政策、経済戦略、安全保障の考え方がどのように日本に作用するかを以下に予想する。

1. 安全保障と同盟関係の強化

ハリスは、副大統領としてバイデン政権の下で、アジア太平洋地域における同盟関係の強化に取り組んできました。彼女が大統領になった場合、特に日本との安全保障の枠組みはさらに強化される可能性がある。中国の影響力が増す中で、日米同盟は地域の安定を確保するための重要な要素となります。ハリスは、日本との共同訓練や軍事協力の拡大を推進し、地域の安全保障をより一層強化すると予想。

2. 経済・貿易政策の影響

ハリスは、米国の経済成長を支えるために国際的な貿易を重視しています。彼女が大統領に就任すれば、日本との経済関係が強化される可能性があります。特に、アジア経済の中心である日本との貿易関係が重要視され、関税や貿易障壁の見直しが進むかもしれません。また、米国製品の日本市場への輸出促進や、逆に日本企業の米国進出の支援が期待される。

3. 環境政策とクリーンエネルギーの推進

ハリスは環境問題に非常に関心が高く、クリーンエネルギーや持続可能な開発を重視している。彼女が大統領になれば、日本との間で環境技術の共同開発や投資が進む可能性があると考えられる。特に、再生可能エネルギーや電動車の分野での協力が強化されることで、両国の技術革新が促進されるダロウ。

4. 人権問題へのアプローチ

ハリスは人権問題に対して強い姿勢を示しています。彼女が大統領に就任した場合、日本における人権問題、特にLGBTQ+の権利や女性の権利に対する圧力が強まる可能性があります。日本政府は、これに対して国際的な人権基準に合わせた改革を進めることが求められるかもしれません。

5. 地域協力の促進

ハリスが大統領になると、アジアにおける地域協力が強化されるだろう。特に、インド太平洋地域の安定を重視し、日本、オーストラリア、インドとの四国安全保障協議(クアッド)において、より積極的な役割を果たすことが期待される。この協議を通じて、地域の経済、安全保障、環境問題における共同の取り組みがさらに進むだろう。

家庭とプライベート

カマラ・ハリスは2014年に弁護士のダグ・エムホフと結婚し、彼の子どもたちを「ママラ」と呼びながら育てています。日曜日の夜は家族とともに料理をする時間を大切にし、家庭の絆を深めています。

エムホフ氏は、現在、アメリカ史上初の副大統領の夫「セカンド・ジェントルマン」として東京パラリンピックの開会式にアメリカ政府代表として出席し、公務も行なっている。尚、これにあたり弁護士事務所は退社

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結論

カマラ・D・ハリスは、米国政治における多様性の象徴であり、彼女の活動は今後の政治において重要な役割を果たすと考えられます。2024年の大統領選挙ではトランプ氏と一騎打ちになっている状態。支持率もほぼ均衡している状況であり、11月の選挙で世界は大きく変わってくる。副大統領から大統領へなるのかも注目である。

そして、何より女性初、かつインド系アメリカ人の大統領が生まれた場合はインドとしても誇り高いことだろう。

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