インドの物価のあれこれ 2024

スポンサーリンク
インド 物価 インドからの雑記
スポンサーリンク

はじめに

インドは急速な経済成長を遂げている国の一つです(名目GDPランキング世界5位)が、物価の動向はその成長率だけでなく、一般市民の生活に直接影響を及ぼす重要なファクターである。インドの現在の物価水準、その地域差、主要な影響要因、そしてこれらが一般消費者にどのように影響しているのかを掘り下げてみる。

今後、インド旅行する人もいると思うので、少し豆情報も少しだけ最後に付け加えます。

インド 物価

インドの物価概観

インドの物価は地域によって大きな差がある。大都市では住宅やサービスのコストが高く、農村部では食料品や基本的な生活必需品が比較的安価。しかし、国全体としては、食品、燃料、住宅、医療など、幅広いカテゴリで価格が上昇している今日この頃。

私は都市部でマンションを借りているが、毎年の更新(11ヶ月に1度 デフォルト)だが、昨年から40%上昇で家賃交渉の話が上がったことがある。流石に交渉をしてだいぶ下げたが周りの物件を観察すると、40%上がっても妥当の範囲内であった。 

身近なところをいくと、食品もだいぶ上がっている。気持ち20%くらいは上がっているように思える。もちろん生物なので、その年の収穫高などにもよると思うが、全体的にも上がっているのは明かである。

日本人ということもあり、都市部には日本人が運営している野菜屋もあるが、オーガニックとうたうが実際は証明書もなかったり、駐在員の方々も日本人が売っているから安心だという謎の考えから買っていると思うが、実際、味も変わらない。こういうのは駐在員向けのビジネスといった感じだろう。 マーケットよりだいぶ高い値段で売っているが関係ないのだろう。ローカルでもしっかり自身で調べて買えば問題はない。スーパーの方が保証はしっかりしているし。

私の後には大きな会社の資金や手当がないので、町のスーパーで買うのがメインである。実際にオーガニック野菜の認証をとってたりするので、オーガニックにこだわりたい方は、それでもいいと思うが。 

とりあえず、日本人コミュニティに所属すると、そういった情報とか広告がくるので、情報弱者向けビジネスだなと思う。

地域別物価の差

  • 都市部: デリーやムンバイなどの大都市では、住宅価格が急騰しており、レンタル市場でも高い価格が設定されています。また、食品やエンターテイメント、交通費などの生活コストも高いです。

    インドでの交通手段は、電車や車がメインであるが、旅行者などはUberをお勧めする。 物価が高くなったとは言え、日本で利用するタクシーとは比較できないくらい安い。日本でUberをダウンロードすればインドでも問題なく使えるし、カードも日本ので決済できる。
  • 中規模都市: プネーやハイデラバードなど、中規模都市でも物価は上昇傾向にありますが、大都市ほどではありません。ここでは、新しいビジネスの増加が物価を押し上げている。
  • 農村部: 農村部では基本的な食料品が比較的安価、教育や医療サービスへのアクセスが限られており、これらのサービスにかかるコストは高。

物価上昇の主要な要因

  1. インフレ: インドは過去数年間、モデレートなインフレを経験しており、特に物件、食品価格の上昇が目立つ。
  2. 為替レートの変動: ルピーの価値が外貨に対して低下すると、輸入品の価格が上昇。これは燃料や工業製品に直接影響し、消費者価格全般に波及。
  3. 政策の変更: GST(Goods and Services Tax)の導入など、政府の政策変更も物価に影響を与える。

    日本の円安はインドにも影響している。 現在 1ルピー1.8円程度。 私が来た当時より30%は円安

消費者への影響

物価の上昇は、特に低所得層に大きな影響を与えている。生活必需品の価格上昇は家計に大きな負担となり、貧困層の生活を一層厳しいものに。また、中間層にとっても、教育や健康、住宅のコスト増加は大きな問題となっている。

前章で述べたが、都市部の物価上昇は激しく、もはや日本と変わらない、むしろ高いくらいの生活になっている。
インドは物価が安くて、、、、みたいな固定概念はあるかもしれないが、それは住む場所、生活場所、訪れる場所で大きく変わる。

確かにローカルマーケットの様なところにいくとまだまだ皆さんが想像されるインドがあり、確かに価格は安い。
そのようなところに訪れるバックパッカーには大丈夫だと思うが、インドで、旅行を楽しみたい、日本にいるような生活水準を保ちたいと思うと、普通に値段だけ見ると日本と変わらないのが現状。

まとめと展望

インドの物価は、経済の成長と共に動いてるが、その変動は一部の人々にとってはチャンスであり、また一部にとっては挑戦である。政府としては、インフレの抑制と経済の安定化を図る政策が求められる。今日から総選挙がある。経済成長を目指すインドとして、貧富の差など、インフレに対してどのように対策を取るのか、楽しみである。

消費者としては、賢い選択と計画的な支出が今後ますます重要になってくる。

コメント